Windows のアイコン系フォント

Wingdings
"Lucida Icons"、"同 Stars"、"同 Arrows" として開発されていたフォントを改名・再編したもの。OS 付属のバージョンは、Win95 で 2.00、Win98 で 2.50、Win98SE 以降で 2.55 となっている。一部のグリフは Wingdings 2/3 とカブっているようだ。
Wingdings 2、Wingdings 3
TrueType Font Pack 2 で 1.10 として追加されたのが初登場? Office97 SR1a 以降の Office には 1.50 が付属する。
Webdings
その名の通り、Web での使用にフォーカスしたフォント。Win98 以降で 1.01、Win2K 以降で 1.03 となっている。
Marlett
Windows GUI のためのフォントで、チェックボックスやウィンドウ右上のボタン等を自前描画したい時に用いる。Win95 以降では 1.00、Win2K 以降では 1.01 が付属する。

バージョンごとの文字一覧表みたいなのを探しているのだが、見つからない。
ちなみに、9.11 の同時多発テロで「世界貿易センタービルに突っ込んだ飛行機のうち 1 機の便名が Q33NY。これを Wingdings でやると

Q33NY (要 Wingdings)

となり、今回の事件に合致する」という話があったけど、これはデマで、そもそも便名が違うらしい。

 マイクロソフト社によれば、同社は実際、1990年代初めにWingdingsフォントの変更を考慮したという。「反ユダヤ的」と考えられるメッセージをめぐる疑惑が最初に浮上したときだ。

 しかし、同社はこのフォントにおける文字と画像の関係を変更すると、あまりにも多くの技術的な問題が生じるだろうと判断した。変更以前からWingdingsを使用していたユーザーが、作成したファイルを新しいバージョンに移せなくなる可能性もあった。

 マイクロソフト社は1997年に、新しいグラフィック・フォント、『Webdings』を開発した。同社によれば、タイポグラファーたちは大文字のNYCに対応する記号が不愉快なものにならないようにと心がけた。Webdingsフォントを使用してNYCを打ち込むと、目、ハートマーク、高層ビル群が表示される。これはニューヨークのスローガン、「アイ・ラブ・ニューヨーク」を表している。

だそうだ。一応実際にやってみるか。

コレが→ NYC (要 Wingdings)

コレに→ NYC (要 Webdings)

なんだかねぇ。