「殿」の使い方

社内の業務連絡メールを見ていたら、「殿」は目下の人に使うもので、お客様相手に使ったりすると失礼になる、という話が出ていた。
びっくり。使っちゃってますよ。失礼って感覚、全然なかったですよ。

(接尾)
〔名詞「との(殿)」から〕人名や官職名などに付けて、敬意を添える。
山田太郎―」「部隊長―」
〔古くは、「関白―」「清盛入道―」など、かなり身分の高い人に付けても用いた。現在では、目下に対してや事務的・公式的なものに用いることが多く、少なくとも、目上に対しての私信にはほとんど用いない〕

goo 辞書 - どの 【殿】

これは、さきほどのとほぼ同じことを言っているかな。

現在では事務的・公的な書面等では、目上・目下を問わず敬称として用いられているのが実状ですが、目上の人への私信などにおいてこれを用いることはできません。
(略)
面識がある、あるいはおつき合いがある方に、その点を加味して書状等を送る場合には、「様」を用いるのが適当でしょうし、あくまでも事務的なやり取りというものを想定されるのであれば「殿」を用いて差し支えないということになるでしょう。

スペースアルク 日本語Q&A - 「殿」と「様」はどう違う?

うーん。