VBScript で閏年を判定する方法

以前の日記で、閏年の判定規則について書いたが、ある年が閏年かどうか、プログラム上で判定するにはどうすればいいのか。
いくつかの言語では、閏年を判定するために、IsLeapYear あるいは isLeapYear という名前の関数・メソッドが提供されている。しかし、例えば VBScript にはそういうものがないので、自作することになる。

Function IsLeapYear(intYear)
	IsLeapYear = (intYear Mod 4 = 0 And intYear Mod 100 <> 0) Or intYear Mod 400 = 0
	'IsLeapYear = IsDate(intYear & "/02/29")
	'IsLeapYear = (Day(DateSerial(intYear, 2, 29)) = 29)
	'IsLeapYear = (Month(DateSerial(intYear, 2, 29)) = 2)
	'IsLeapYear = (DateDiff("d", DateSerial(intYear, 2, 28), DateSerial(intYear, 3, 1)) = 2)
End Function

上のコードでは、5 パターンの実装を書いてみた。最初の 1 つはまともに計算するもので、コメントアウトしてある残り 4 つは、VBScriptWindows が提供している日付処理機能を利用している。
計測したわけじゃないけど、速度的には最初のがベストだと思う。2 番目のは見た目にはわかりやすいが、速度は出なさそう。3 番目と 4 番目は、DateSerial(閏年でない年, 2, 29) がその年の 3 月 1 日になることを利用したもの。5 番目は、2 月 28 日と 3 月 1 日の日数差が 1 日か 2 日かで判定している。