WinXP: USB 利用時のバルーン表示「さらに高速で実行できるデバイス」を消す方法

USB 1.1 ポートに USB 2.0 の周辺機器をつなぐと、「さらに高速で実行できるデバイス」というバルーンが表示される。

この USB デバイスは、高速 USB 2.0 ポートに接続するとさらに高速で実行できます。
利用可能なポートの一覧を表示するには、ここをクリックしてください。

とはいっても、そもそも USB 2.0 ポートのないマシンでは、うっとおしいだけだ。どうしても消したい場合は、以下の方法で表示しないようにすることができる。

手順

  1. バイスマネージャを開く。
  2. [USB (Universal Serial Bus) コントローラ] カテゴリから、適当なコントローラを選んで、[プロパティ] を開く。
  3. [詳細設定] タブで、[USB エラーを表示しない] にチェックを入れて [OK] を押す。

コントローラ以外 (ハブとか) を選ぶと [詳細設定] タブが出ないが、逆にコントローラであればどれでもよい。下記ページによれば、レジストリ上の設定項目は 1 ヶ所しかないので。

MYCOM PC WEB - Windows XPスマートチューニング - 第164回 USBコントローラのエラーメッセージを抑制する
http://pcweb.mycom.co.jp/column/winxp/164/

注意点

上で挙げた手順は、実は「さらに高速で……」の表示以外も消してしまうという副作用がある。
上記の [USB エラーを表示しない] チェックボックスについてるコンテキストヘルプでは、以下のように説明されている。

ユーザーに USB で発生するエラーを通知しないように指定します。これらの抑制されたエラー メッセージは、電源、デバイス エラー、および大域幅の不足に関するものです。このボックスは、すべてのユーザーに対してオフのままにして、エラーが表示されて修正できるようにすることをお勧めします。