長崎県が電子県庁システムを GPL で公開

長崎県、電子県庁システムのソースコードを公開
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051021/223238/
長崎県電子県庁システム オープンソース
http://osvfn.com/


これを書いている現在、公開されている資料には

GPL の条件… ソースコードを改変した場合は、管理者にその内容を報告
する義務がある・ソースコードを公開することなく汎用パッケージ製品を販
売することはできない といったルールがある。

電子県庁システムのソースコード公開について (PDF)

という誤解に基づく記述があるが、/.J の投稿によると、メールでの指摘に対して

GPLに抵触しないよう、ウェブサイトの記述を訂正するようにします。

スラッシュドット ジャパン - 長崎県が電子県庁システムのソースコードをGPLで公開 - ウェブの内容が訂正されるみたい…

という回答があったという。なお、別の投稿によれば

GPLライセンスに作者が独自にライセンスを追加することはGPL的にはOKだったはずです
NGなのはGPLを縛るような条項、例えば「改変したソースを公開してはならない」のようなのがダメだったと思います

MySQLにしてもGPLライセンスと+αで条件が付いていますし
よってソースを公開してGPLとして利用してもらうことと報告義務は共存できます。

スラッシュドット ジャパン - 長崎県が電子県庁システムのソースコードをGPLで公開 - Re:true GPL?

とのことなので、長崎県側の意図を守りつつ、うまく着地 (そして離陸) してほしいところ。