Java: JDK/JRE アンインストール時に残るゴミの話

Windows 版 の JDK/JRE は、アンインストールしてもゴミが残る。それも数十 MB 単位の。
例えば、Windows 2000/XP に JDK 5.0 Update 7 をインストールすると、下記のディレクトリに msi ファイルがコピーされる。

C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Local Settings\Application Data\{32A3A4F2-B792-11D6-A78A-00B0D0150070}

このファイルは、構成を変更したり修復したりする際に使われるのだが、アンインストールしても削除されない。そのサイズはおよそ 60MB にもなる。
しかもこのファイルはバージョンごとに作成される。JDK 5.0 が最初に公開された時にすぐインストールし、以降 Update が出る度に入れ直したという人の場合、初代〜Update 6 までで 420MB ものゴミが残っている計算になる。
これについては、Sun の Bug Database にも登録されている。Mustang b61 で修正されたらしいので、JDK/JRE 6 では悩まされずにすみそうだ。

4760174 - un-installing the J2SDK/JRE should leave the machine in a clean state
http://bugs.sun.com/bugdatabase/view_bug.do?bug_id=4760174