動画を編集して公開してみる

前に PC ゲームの録画についてやり方を調べたのの続き。

www.toyfish.blog

今回は、「録画→編集→公開」の流れを一度通してやってみることにした。
最終的に公開されたのがこれ (音量大きめ。ご注意ください)。

録画

使用したのは Fraps! の試用版。制限事項として、一度に最大 30 秒しか録画できないことと、映像上部にロゴが入ることがあるが、その他の機能は普通に使える。
FF11 をウィンドウモードの 1360x768 でプレイしているところを録画。
Fraps! は独自コーデックで圧縮しながら録画してくれるため、USB 接続の HDD でも問題なく録画できた。そこから無圧縮 AVI に変換してみると、30 秒でも平気で 1〜2GB になってしまい、再生しようとしても HDD からの転送が追いつかずにブツ切れに。逆に考えると、僕の環境では無圧縮録画は無理そうだということになる。

動画ファイルの作成

iMovie で切り貼りして 3 分ちょっとの動画を作った。形式は、H.264MPEG-4。出力時のパラメータがいろいろあるんだけど、よくわからないのであまりいじらなかった。
編集中に思ったのは、「iMovie って編集が楽にできるなぁ」ということと、「ただしそれは、作るのがホームビデオの場合に限るなぁ」ということ。
そういえば、家電量販店の Mac 売り場なんかで、「iMovie ならビデオの編集もこんなに簡単」みたいなデモムービーを流してることがあるけど、あれもたいていホームビデオだ。クイズ番組のパロディを作ってみるとか、アーティスティックな映像作品を作っているデモは流れない。なぜなら、iMovie はホームビデオに特化した編集ソフトだからだ。「撮影したビデオをさくさく切り貼りする」とか「タイトルを入れる」とか「BGM を入れる」といった機能はあっても、「テロップを出す」「エフェクトをかける」「2 つの動画を合成する」といった機能がないからだ。何回か調べてみたけど、後からプラグインとして追加できたりするわけでもないらしい。
ということは、iMovie でホームビデオ以外を編集するのであれば、工夫と妥協が必要だ。今回は、タイトル表示の機能でテロップを代用することにした。

アップロード

最初は、できた動画は自前の Web サーバに置いて知り合いに見てもらえばいいかな、と思ってたんだけど、できた動画ファイルが 22MB もあったので、動画共有サイトに公開……つまり、専門家に任せることにした。
公開先は、とりあえず YouTube にしてみた。やってみてわかったけど、アップロードしてすぐ公開、というわけじゃないようだ。形式変換の待ち行列に並ばされるためで、ヘルプによると数時間かかることもあるらしい。
あと、YouTube の場合、公開範囲は「全世界」か「指定した任意のユーザ」の 2 択しかない。「URL を知っている人だけに公開」とか「なぞなぞ認証を通った人だけに公開」みたいなことはできない。

動画右下のリンクを選択することで、「高画質で表示する」「ノーマル画質で表示する」のいずれかを選べるようだ。「高画質」の方はアップロードした画質そのままっぽい。一方、「ノーマル画質」の方は、異常にぼやけて再生される。
もうひとつ気づいたのは、「再生回数」のカウントに自分も含まれるということ。アップロードした結果をいろいろ確認していたら、がんがんカウントアップされてしまった。

blogへの貼り付け

ついでなので、はてなダイアリーの動画プレイヤー埋め込みも試してみる。

jp.youtube.com

YouTube ではちゃんと横長のプレイヤーになるのに、はてなだと 4:3 のプレイヤーしか出せないようだ。縦横のサイズ指定したのになぁ。
画質は、「高画質」と「ノーマル画質」のあいだくらいに見える (環境によって違うかもしれないけど……)。

[2018-09-26 追記] はてなダイアリーからはてなブログへ移転したら、ちゃんと横長のプレイヤーで表示できるようになった。

アップロードと貼り付け 2

ついでのついで。はてなフォトライフにもアップロードしてみた。

元が 20MB のところ、再エンコードされて 10MB くらいになった模様。
プレイヤーのサイズは変更できないようだ。ちょっと小さすぎるなこれ。