その名前は既に使われています

ネットを使い始めた頃、新しいサービスを見つけたら "sardine" という ID をとりあえず確保するようにしていた。Netscape のメールアドレスとか、Microsoft の Passport とか。
それから 10 年近く経った今はさすがにそんなことはしていないし、サービスも使う人も圧倒的に増えたのでそもそも無理になった。以前に取得した Gmail のアカウントも ”sardine” は取れなくて、個人で使っているドメイン名 "toyfish" で代用しようとしたらそれもダメだったので、ついに諦めて数字付きの "fish104" で我慢した。
さっきふと思い立って、twittertumblr の ID を確保してみようと思った。tumblr は ”sardine" がダメだったけど ”toyfish" で登録成功。twitter は "sardine" も "toyfish" もダメで、”fish104" に。使いたい ID を確保できたらいいなと思って始めたのに、なんだか無駄に終わってしまった感じ。どちらにしろ使う気はないんだけど。
とりあえず tumblr の方は削除。twitter は何かのツールに使いたいので、そのうち使い道を思いついたら使うことにする。


[2009-08-08 追記] 使い道を思いついたら作ればいいやと思い直して、今回作ったアカウントは削除することにした。設定の左下にある「アカウント削除」を選択してみると、「本当にさよならですか?」という妙に人間くさいメッセージが表示された。

えぇさよならよ!! キッパリハッキリさよならよ!! だいたいね、「本当にさよならですか?」って何よ! 何その煮え切らない態度!! いつもそうやって、自分がどうしたいかを言わないのよね!! あたしはあんたのそういうところが嫌いなの!!

そんな痴話喧嘩を妄想しつつ説明文を読んでいくと、気になる部分が。


このアカウントに登録したユーザー名やメールアドレスを他のアカウントに登録したい場合は、アカウントを削除する前にユーザー名やメールアドレスを別のものに変更してください。ユーザー名やメールアドレスを変更しないままアカウントを削除してしまうと、そのユーザー名やメールアドレスを新しく作るアカウントに登録できなくなってしまいます。

つまりこういうことですか。

  1. ユーザー名には一意制約がかけられている
  2. メールアドレスにも一意制約がかけられている
  3. アカウントの削除は、物理削除ではなく論理削除である

後々困ったり他の人の邪魔になったりしないためには、「捨てユーザー名」かつ「捨てメールアドレス」に変更してから削除しないといけないと。めんどくさいなぁ。特にメールアドレス。今回はGmailの別名アドレスを使った。