Java: Eclipse をクリンゴン語で使うには

ソフトウェア開発の現場では、チームのメンバーにクリンゴン人がいたり、オフショア開発ということでクリンゴン星に発注を行うことも多くなってきました。参画するメンバー全員が開発環境を同一に揃えることが多いと思いますが、メンバーごとにロケールを変えてもよいことにした場合、クリンゴン人であればやはりクリンゴン語で開発を行うことになるでしょう。
Eclipse Babel Project では、各国語のEclipse 3.3/3.4/3.5 用の言語パックが公開されています。ダウンロードページに、Eclipse のバージョンごとに更新サイトの URL が記載されているので、プラグインと同様の手順でインストールすることができます。
下の図は、Eclipse 3.5 (Galileo) 上でインストールしようとしているところです。Eclipse は全体がプラグイン構造になっているため、言語パックも複数に分かれています。どれを選べばいいかよくわからない場合は、一番上の "Babel Languge Pack in Klingon" を選択してまるごと入れてしまった方が早いかもしれません。

なお、「いや、自分はクリンゴン人だが、日本語に慣れたいので日本語ロケールがよい」あるいは「操作説明をする際の便宜等を考え、やはりチーム内では日本語ロケールに統一したい」といった場合は、"Babel Language Pack in Klingon" のひとつ上に "Babel Language Pack in Japanese" がありますので、こちらをインストールしてください。

注意点として、現時点では Babel Project はまだ研究段階 ("Incubator") です。通常の利用には問題ないと思われますが、まだ万全の状態ではないことに注意してください。

また、日本語ロケールについては、Pleiades日本語化言語パック (サードパーティ版)という選択肢もあります。それぞれ特徴がありますので、比較・検討の上、最適なものを使用するとよいでしょう。