Portal 2 シングルモードクリア

少し前にやっと買った Portal 2 のシングルモードを、昨日やっとクリアした。Coop はやらないけど、そのうちコメンタリーは見るかもしれない。

ポータル2【日本語版】 ポータル 2 - Xbox360 ポータル 2 - PS3


面白かった。白状すると前作は体験版しかプレイしていなくて、続きはネットで観てしまった。後ろめたさもあって今回は自分でプレイしたけど、やってよかった。
さらに白状すると、1 ヶ所だけどうしてもわからなくてネットで調べてしまった。そんなとこにあったのかよ! と思ったけど、残りは最後までなんとか自力でやれた。終盤の展開には驚かされた。「どうしようどうしよう。……あ。まさかこれをやるのか……? うわっ、ほんとにこれか!」という感じで。なんかスケールでかいし。
プレイ時間は結構長かったと思う。早い人だと 5〜6 時間でクリアしちゃうらしけど、その 3~4 倍かかったんじゃないか。頭悪くてすみません。

これは確かにパズル

クリアしてネタバレ OK になったので、ネットで他の人の感想を探して読んだ。
読んでなるほどと思ったものをひとつ記録しておく。blog とかじゃなくて広告記事なんだけど、その中にあった Kotaku JAPAN 編集部の人によるコメント。

空中にある物体は落ちるとか、レーザーはガラスを通過するとか、ルールの基礎が物理法則なので、いかにもゲームみたいな特殊ルールがあんまりないんですよね。なので、パズルの解き方を閃くとっかかりがいろいろある。

Kotaku JAPAN - 彼女とのプレイに最適!? 『Portal 2』協力プレイ・レポート(動画あり)

Portal/Portal 2 って、ポータルとかジェルとかの存在はゲームゲームしいんだけど、それ以外のルールがふつうというか、「足場がなければ落ちる」とか「壁にぶつかったら跳ね返る」とか、確かに「ルールの基礎が物理法則」になっている。そしてそのルールの上では自由に動いてよい、ということが初めから終わりまで貫かれている。
これに比べていわゆるアドベンチャーゲーム、とくに脱出系のゲームなんかだと、「そこで栓抜き使えるんならさっきのとこでも使わせろよ!」「今まで調べても一度も反応なかったのに、ここの壺だけ調べると壊れるとか、わかるかよ!」みたいなのが、わりとよくある。つまり、製作者がどう設定したかが問題で、確かに頭を使うんだけど、実際には自分が何を思いついても製作者がそう設定していなければ NG、という場合があって、そういう時には僕はイラつく。
一方で、ルールの上でしか行動できないパズルゲームは一見不自由なんだけど、自分で考えたことは何でも試していい、という見方もできる。今回 Portal 2 をプレイして、ずっと窮屈な部屋の中で過ごしていたのにまったく窮屈に感じなかったのは、つまり Portal 2 がよくできたパズルゲームだから、ということなんだろう。