VSCode で Miniconda 3 するときの注意点

Windows 10 で、Miniconds 3 で環境を整え、Visual Studio Codeスクリプトを書こうとして困ったところをメモ。

VSCodePython 拡張も含めて、インストールは完了しているものとする。

仮想環境の選択

Miniconda 3 でも virtualenv のように仮想環境を作ることができる。作った仮想環境を VSCode に認識させるには、左下に出ているインタプリタ名のところを選択する。

f:id:sardine:20210626133727p:plain:w200

するとコマンドパレットのところに、存在するインタプリタの一覧が表示されるので、使いたい仮想環境内の python.exe を選べば OK。

f:id:sardine:20210626134010p:plain:w300

実行時に conda コマンドが見つかってくれない

VSCodeスクリプトを実行しようとしたら、以下のエラーが赤字で表示された。

発生場所 行:1 文字:1
+ conda activate nlpbook
+ ~~~~~
    + CategoryInfo          : ObjectNotFound: (conda:String) [], CommandNotFoundException
    + FullyQualifiedErrorId : CommandNotFoundException

その後でスクリプト自体は一応実行されたようだけど、仮想環境を有効化するのに失敗している。

これを回避するには、デフォルトで使われる PowerShell からコマンドプロンプト (cmd.exe) に変更すればいいらしい。

Ctrl+Shift+P でコマンドパレットを出して、"Terminal: Select Default Profile" を検索・選択する。

f:id:sardine:20210626134419p:plain:w400

すると候補の一覧が出るので、Command Prompt を選択すれば OK。