※LINE BLOG に置いていた過去記事 (2016/12/26) を、同サービス終了のため引っ越し。
2016/12/06〜2016/12/12。NETFLIX で視聴。
久しぶりのシーズン追加で嬉しかった。
BONES はいつも夕飯食べながら見ている。毎話登場する遺体の数々を見ても、作り物だと思っているし、劇中の会話がユーモアたっぷりなこともあって、気分悪くなったりはしない。むしろ、よくできてるなあと思う。被害者ごとに「こことここの骨にこういう傷があり、こっちは少し骨修復している」みたいなポイントがある。さらに、腐敗しかけていて肉が残っているものも多いから、恐らく美術スタッフは相当数の「本物の遺体の写真」を見て研究していると思われ、大変な仕事だなあと毎回思っている。
虫男ことジャック・ホッジンズ博士がよく新手の実験を考えたり軟部組織のうまい除去方法を編み出したりしてるけど、あれも裏方の準備は大変そう。
今シーズン最大の事件は、スイーツ博士の退場。ブースとブレナンが捜査に出ている間、新登場のオーブリー捜査官と行動していたけど、電話で連絡が来たと思ったらすぐに亡くなってしまった。オーブリーが怪しいな! と思ったけど、そうではなくて、悪役は別にちゃんといた。予兆みたいなものが丸っきりなくて、突然かつあっさり殺されてしまう展開が、さすがアメリカのドラマだと思った。
僕は、スイーツとデイジーの 2 人は割と好きだったので、残念だ。ブースが偉い人ポジションで真面目に仕事してる分、この 2 人が番組を明るくしてくれていたからだと思う。
話がそれるけど、さっき名前を出したジャック・ホッジンズ博士も好きだ。吹き替えの声優さんもいい演技してて、ややこしい技術解説を立石に水で繰り出しながら、しかしやりたいことやってる感じがよい。充実感のある人生、という印象があり、かっこいい。
奥さんのアンジェラ・モンテネグロもいい。常に少し余裕があって、ジャックやブレナンを巧みにフォローするお姉さんキャラ。でも「いい子」では決してない。高度なソフトウェアを次々に開発する優れた技術者であるというのは事実なのに、アンジェラがどんな人か説明しようとした時にはそんなことじゃなくて他の側面を先に話したくなるあたりが、人柄、ということなんだろう。
カミール・サローヤン博士もよい。2ch で「サローヤンは、よく、誰に言うでもなくツッコミしてるのがユーモラスでよい。声優さんの力もあると思うけど」というような趣旨の書き込みを見たけど、本当にそう思う。それでいてセクシーなので、コメディ専用のキャラにはなっていない。
スクインツでもう一人挙げるなら、エジソン博士かな。最初は生真面目そうな印象を持ってたけど、ちょいちょい皮肉を挟んだりして、一言一言が楽しい。ブレナン博士にも物怖じしないでどんどん言うこと言うし。
あと、ジュリアン検事も、たまにしか出ないけど、出ると「お、来てくれた!」って感じがする。話のわかる人。安心感すごい。この人もセリフがいちいちひねり効いてる。
と書きながら、人名を確認するために Wikipedia を見たら、シーズン 6 でブースの代わりに撃たれて退場になったスクインツのナイジェルマリーさん、声がギンガマンのお兄ちゃんこと小川輝晃さんなんだそうで。今その回を見直してるけど、声が若すぎる! 何歳だよ!