プラットフォームを Java から .NET Framework に移行する場合、Microsoft からは 2 つのルートが提供されていた。
- Java 言語のプログラムを Visual J# で MSIL にコンパイルする
- Java 言語のプログラムを JLCA (Java Language Conversion Assistant) で C# に変換し、以降は C# で開発する
しかし、利用者が少ないことから、Visual Studio の最新版である Visual Studio 2008 では両方とも削除された。
なお、旧版の Visual J# や JLCA 自体はサポート期間内なので、利用できないわけではない。ただし J# や JLCA でいうところの "Java" は、Java 1.1.4 相当だそうなので、Java 2 以降で書かれたソースのほとんどは、いずれにしろ手修正が必要になる。
関連資料
いずれも、MSDN Library Online にある Visual Studio 2008 ドキュメント内。
- Visual C# - Visual C# への移行 - Java 経験者が C# で開発する場合
- http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms228358.aspx
- Visual C# - Visual C# への移行 - Java アプリケーションの Visual C# への変換
- http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/c6t6bsdk.aspx
- Visual J#
- http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/7xsxf8e2.aspx
