例えば、Jenkins でテストが失敗して、原因がディスク空き容量不足だったとする。サーバ上で df コマンドを実行したくなるが、わざわざ ssh や telnet でサーバにログインするのはめんどくさい、という場合。
Jenkins の管理メニューからスクリプトコンソールを開いて、以下の Groovy スクリプトを入力。実行ボタンを押せば、すぐ下に結果が表示される。
"df".execute().waitForProcessOutput(out, out)
余談だけど、out という変数は Jenkins のスクリプトコンソールに出力するためのストリームを指しているようだ。JSP の暗黙オブジェクト out と同じですね。
Jenkins じゃなくて普通の環境で Groovy スクリプトとして実行する場合は
"df".execute().waitForProcessOutput(System.out, System.err)
と書けばいい。しかし、Jenkins 上でこう書いてしまうと、コマンドの出力がすべて Jenkins のログファイルに流れていってしまい、Jenkins の画面上には何も出なくなってしまうので、ご注意ください。