SnipSnap: Tomcat で動かす場合の注意点

SnipSnap は URL エスケープに UTF-8 を使用する (UTF-8エンコーディングした後、%nn でエスケープする方式)。Tomcat で動かす場合、デフォルトでは 8859_1 で戻しちゃうので、UTF-8 を使うように、設定する必要があるようだ。

N2 ToolBox - SnipSnap
http://blog.goo.ne.jp/ikkoan/d/20040607

ただしこの場合、サーバ単位 (厳密に言うとポート単位) での設定になってしまう。回避策として、フィルタを作って SnipSnap にのみ適用する必要があるという。

muimyの株とJavaの日記 - TomcatのURLパラメータ文字化け
http://d.hatena.ne.jp/muimy/20041111#1100172516

設定が終わったら、SnipSnap 公式サイトから持ってきた war ファイルを Tomcat の webapps 直下に置く。この時点ではバージョン番号を含んだファイル名 (snipsnap-1.0b1.war とか) になっているが、snipsnap.war とかに変えといた方がいいかもしれない。
Tomcat を起動する。コンソールに SnipSnap がメッセージを出力してくるので、その中から下記のような部分を見つける。

>> Your installation key is '12345'
>> Remember it, you will need this key to install new instances.
>> Please finish the installation, visit
>> http://foo:8668?key=12345

ホスト名とポートのところは、Jetty 用の出力になっているので無視。注目するのは 初期化に使用するキー文字列 (上の例だと 12345) の部分だ。Tomcat の起動が完了したら、SnipSnap にキー文字列を渡してやる。

http://localhost:8080/snipsnap?key=12345

これで初期設定用のページにつながる。あとの手順は、Tomcat を使わない場合と同じだ。