今度は開発コード名が変わります

Java SE 6 と Java SE 7 の正式名称変更が去年のこと。今年は開発コード名を変えることにしたらしい。

Sun Microsystems, Senior Program Manager, Ray Gans氏は15日(米国時間)、自身のブログにおいてコード名「Mustang」および「Dolphin」の名称を廃止し、それぞれ次の名称で呼ぶことを明らかにした。

  • Mustang -> JDK 6
  • Dolphin -> JDK 7
MYCOM ジャーナル - さよなら「Mustang」「Dolphin」、こんにちは「JDK 6」「JDK 7」

デメリットわかってるんだろうか。Mozilla.org にでも聞いてみればいいのに。しかも "JDK" って。JRE のこと忘れてない?

Update というネーミング

上の話と直接は関係ないけど、Java SE 5 はリビジョン番号もわかりにくい。Sun のダウンロードページを見て、どれが最新版なのか考えてみてほしい。正解は、以下の通り。

  • JDK (開発キット) の最新版が JDK 5.0 Update 8
  • JRE (ランタイム) の最新版が Java Runtime Environment (JRE) 5.0 Update 8

先日、ネット上の掲示板を見ていたら、JRE の最新版をダウンロードしようとした人が「なんか Update しか見つからなかったから諦めた」と書いていた。Update 8 って書いてあったら、アップデータなのかと思ってもしょうがないよねぇ。しかし実際には「8 回目の不具合修正版」という意味で使われている。なんで素直に JDK/JRE 5.0.8 って言えないんだろう。