Unity のメモ in Windows meets Director

Unity の続き。

4 章。猫本は全 8 章なので、だいたい折り返しまで来たということになる。

この章では、ゲーム全体を監督するスクリプトを作る、というやり方が説明されている。例を見ると、そういうスクリプトを director と呼んでいるようだ。

以前、FF14インスタンスダンジョンの戦闘についてだったと思うけど、ゲーム開発者が仕組みを説明していた時にも、「ディレクター」と呼ぶ全体の監督役がいて、そいつがバトル全体のフェーズ管理とかをしている、ということを言っていたように思う。これは Unity に限らずゲーム開発で一般的な概念・呼び名なのかもしれない。

  • 猫本は、新規プロジェクトを作成した後に謎の手順がある。「シーンを作成します」といって、デフォルトで生成されているシーン (SampleScene) を別名保存させるんだけど、これは何なんだ?
  • UIの設計画面 (?) は Scene ビューで、ゲーム画面とは別枠で表示され、サイズもゲーム画面の枠より大きい。なんでこうなってるんだろう?
  • UIコンポーネントを追加すると、Canvasの下に置かれる。また、ユーザーの入力操作を UI に伝えるための EventSystem も追加される。
  • GameObject を名前で検索するには GameObject.Find(string) を使う。
  • GameObject にぶら下がっているコンポーネントを取得するには、gameObject.GetComponent<型>() を使う。
  • 自作の C# Script もそれぞれコンポーネントになるので、gameObject.GetComponent<スクリプトのクラス>() で取得してメンバーにアクセスすることができる。
  • C# Script をアタッチする場合は Project から Hierarchy にドラッグ&ドロップするが、Project にないコンポーネントは Inspector で Add Component ボタンから追加できる。そして実は Project に作成済みの C# Script を Add Component から選択して追加することもできる。

Visual Studio との連携

C# Script をダブルクリックして編集するとき、Visual Studio が開くが、IntelliSense が働かない。どうやらこれは、ファイル単品を拡張子での関連付けで開いているだけだから、ということだったようだ。

メニューから Edit→Preferences→External Tools→External Script Editor へ行き、Open by file extension となっているのを Visual Studio Community 2019 に変更した。こうすると、プロジェクト単位で Visual Studio が開くようになり、IntelliSense も効くようになった。

なんか、IntelliSense 以外にも、動きが変わっているような気がするけど、自信はない。