FF11 プレイヤー向け iPhone/iPod Touch アプリ新着 4 本

iTunes App Store を見ていたら、FF11 関連のアプリがまた増えていることに気づいた。ということで、最近新たに公開されたアプリ 4 本をご紹介。
なお、2010 年 1 月までに公開されていたアプリについては、以前の日記で紹介しているので、そちらをご覧頂きたい。

www.toyfish.blog

FF11 PDA

様々な「待ち時間」を教えてくれる、タイマー系アプリ。

起動すると最初に表示される時計 (上図左) は、円盤が時間の経過にしたがって回転する仕組み。それっぽい雰囲気が出ていて楽しい。
また、下部のツールバーから「時刻表」を選択すると、飛空挺や機船の発着時刻、月齢、ギルドの開店状況、「迷子のチョコボ」クエストの切り替わる時刻を確認することができる (上図中央、右)。

同種のアプリである VanaMini や Final Gizmo XI にはない機能として、あらかじめ選んだアビリティのリキャストや、魔法の効果時間などを教えてくれる機能がある。
この機能を使うには、ツールバーから「タイマー」を選択する。ジョブやシチュエーションに応じた「タイマーグループ」を作成し (上図左)、あらかじめアビリティや魔法ごとに用意されたタイマーの中から、好きなものを登録すれば準備完了だ (上手中央)。あとは、選んだアビリティや魔法をタップすると、色が変わって、カウントダウンが始まる (上図右、コールワイバーンしてリレイズかけてさぁ狩りを始めるぞーな場面の例)。ただし、時間が来てもサウンドやバイブレーションで教えてくれるわけではないようだ。
なお、現時点では細かい不具合がいくつかあるようだ。気がついたところを挙げておく。

  • 「リレイズ (効果時間)」や「衰弱」の時間が「0:00:00」と表示されている (タップしてカウントダウンしている最中は残り時間が正しく表示される)
  • 学者の「戦術魔道書」の時間が「0:00:00」と表示されており、タップしてもカウントダウンが始まらない
  • 侍のアビリティ「石火之機」の「石」の部分が別の字 (目へんに「龍」) になっている
  • 召喚士のアビリティ「神獣の加護」が英語名 "Avatar's Favor" で表示される

全体としては、表示が見やすく動作も軽い。日本語表示にも対応している (翻訳があやしいところも見られるが、FF11 プレイヤーならだいたい意味は取れる)。タイマー系アプリを探しているのであれば、一度試してみてはいかがだろうか。

名称 FF11 PDA
作者 Duodyne Studios Ltd.
価格 115 円
日本語対応 日本語表示に対応済
Web サイト http://www.duodyne.com/ffxipda_ja.html
App Store (iTunes で開く)

FFGear Simulator

与ダメージをシミュレーションしてくれるツール。前回 (id:sardine:20100124) 紹介した競売履歴検索アプリ Gobbiebag と同じ作者による。

起動するとなぜか GM さんがお出迎え (上図左)。FF11 では場面によって装備を変える人が多いため、このツールでも複数のパターンを "Gear Set" として登録できる。ジョブ、種族を選び、適当な名前で Gear Set を作成したら、各スロットをダブルタップして装備を選択しよう (上図中央)。右上の Options ボタンをタップすると、Gear Set の名前やジョブ・種族の変更や、メリットポイントによる能力値の増減、強化魔法や食事の有無を選ぶことができる。
Options のメニューで一番下にある "Damage Calculations" を選ぶと、与ダメージを計算してくれる (上図右)。敵や使用するウェポンスキルを変更したり、レベル、TP、クリティカル発生数、不意打ち・だまし討ちの有無を選ぶと、それぞれの状態で与ダメージをシミュレートした結果が表示される。
なお、各アイテムは、初期状態では上図中央のような「?」のアイコンで表示される (武器など一部はアイコン表示なし)。これは著作権侵害を避けるための措置で、アイコンを入れ替えるためのツールが開発元のサイトに別途用意されている。今回はツールの動作を確認できなかったので、詳細についてはサイトを参照のこと。ただ、FF11 を遊んでいる PC に「誰か知らない人の作ったツール」を入れるのはリスクが大きい。よくわからない場合はデフォルトのアイコンで我慢した方がいいかもしれない。

名称 FFGear Simulator
作者 Eric Jackson (Actions Reaction)
価格 230 円
日本語対応 表示は英語のみ。Gear Set 名の日本語入力は可能
Web サイト http://www.actionsreaction.com/
App Store (iTunes で開く)

FFXI AH

競売履歴検索ツール。前回紹介した FFXI Auction House と名前がそっくりだが、別のアプリになる。

サーバとアイテムカテゴリーを選択すると一覧が表示され、文字を入力してフィルタリングすることもできる (上図左)。一覧から選択すると、アイテムの詳細情報と最近の取引履歴が表示される (上図中央)。右上にある☆アイコンを押すと、お気に入りに登録することもできる (上図右)。
同じように競売履歴を検索するためのツールとして、前回 (id:sardine:20100124)、FFXI Auction House と Gobbiebag を紹介したが、どちらも日本語環境での利用に問題があった。今回の FFXI AH も英語表示のみではあるものの、iPhone/iPod Touch の言語設定が日本語のままでも問題なく使用でき、アイテム名とアイコン付きの一覧から選べばいいので、日本のユーザでもなんとか実用できるだろうと思う。

名称 FFXI AH
作者 Sebastian Stadtlich
価格 115 円
日本語対応 なし
Web サイト http://ffxiah.stadtlich.de/
App Store (iTunes で開く)

Final Fantasy XI Online Gil Making

ギルの稼ぎ方、つまり金策について説明した電子書籍アプリ。

起動するとなぜか FF10 を経由して (上図左)、一覧が表示される (上図中央)。項目を選択すると、解説が表示される (上図右)。
一覧の項目は上から順に「低レベル」「BCNM」「モンスターを倒してのアイテム集め」「栽培」「採集」ときて、次の "Excavation" は骨工での金策かと思いきや合成品を競売出品することについての一般的な話が綴られている。ついで「採掘 (鉱石系)」「伐採」「ランクミッション」が並んでいる。
ざっと見た感じ、項目によって内容の質と量に偏りがあるようだ。筆者の経験に基づいてか具体的なアイテム名を挙げてアドバイスしている項目がある一方、BCNM の項では印章 BC についての説明と各オーブごとの BC が一覧で載っているだけで、どの BC がオススメかとか、各 BC の内容や戦利品についてまったく触れられていない。また、ランクミッションも簡単な攻略メモが載っているだけで、金策に関係する記述がない。
書かれているアイテムやコツが実際に金策に役立つかどうかは僕にはよくわからないし、「ちょっと金策に本腰を入れたいけど、何から初めていいかさっぱり」という人には参考になることもあるかもしれない。ただ、全文英語だし、小さめのフォントサイズで固定されていたりして読みづらいので、オススメできるかと言われると微妙ではある。

名称 Final Fantasy XI Online Gil Making
作者 TokyoDream
価格 230 円
日本語対応 なし
App Store (iTunes で開く)

総評

App StoreFF11 関連アプリも、ついに合計で 10 本を数えるまでになった。機能的にかぶっているアプリもあるが、選択肢が増えたという意味では大歓迎だ。とくに競売履歴をよく見る人にとっては、実用できるレベルのアプリがやっと登場したことが嬉しいだろうと思う。
先日の「ヴァナ★フェス 2010」でも FF11 について今後の更なる発展がアピールされていた。iPhone/iPod Touch アプリについてもまだまだ期待していきたい。