バイプレーヤーズ

※LINE BLOG に置いていた過去記事 (2017/12/31) を、同サービス終了のため引っ越し。

2017/10/25〜28、NETFLIX で視聴。

元はテレ東のドラマ。主に脇役 (バイプレーヤー) として活躍しているおじさん俳優 6 人が、『七人の侍』リメイクに向けて絆を深めるため、という名目でシェアハウス生活を始める。一口に俳優と言ってもそれぞれにドラマがあり、お互いにぶつかりあったり理解しあったりしながら、賑やかな共同生活が続いていく。

が、実は『七人の侍』リメイクの話はウソ。10 年前にこの 6 人が集まって製作した映画『バイプレーヤーズ』のフィルムが、保管していた大杉漣の別荘にある倉庫から何者かに盗まれたため、仲間の中に犯人がいると考えた大杉が、全員を集めるために考えたフェイクだったのだ。

シェアハウスで暮らしながら隠しカメラで全員を監視する大杉だったが、結局 5 人の中に犯人はいなかった。疑われ、騙されていたことに怒りを禁じ得ない 5 人だが、「10 年前に未完成のまま撮影中止になっていた『バイプレーヤーズ』のラストシーンを撮影し、今度こそ完成させたい」という大杉の熱意に絆され、全員でフィルムの行方を探すことに……。

主役 6 人を始め、有名な役者たちが本人役を演じている。あくまでドラマであって、現実の本人とはかなり違うようだけど、時々放り込まれる小ネタは現実ベースだったりする。

個人的に吹き出したのは、ひどいマスコミの代表としてサイゾーがな名指しされるところ (サイゾー読んでないので実態は全く知らないんだけど、昔サイゾーニコニコ動画でやっていた番組にお気に入りがあった。出演者がサイゾーのことを酷い酷い言ってたのを思い出したので)。

あと、主役 6 人それぞれについて、中堅の役者で近いポジションなのは誰だろう、という話題もあった。台本を読んだ出演者がどう思ったのか聞いてみたくなる。

僕にとっては、遠藤憲一さん面白いなと気付いたのが収穫だった。ドラマそんなに観ないので。その後、テレビで『ドクター X』を観た時に、遠藤さんに注目しながら観てしまった。

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