ある日の風景
Tuna が黒魔道士 Lv48 で足踏みしていた今年の正月、NA の人から誘いをもらった。入ってみると、NA 4、JP 2 というよくある割合。場所はガルレージュ要塞。23 時くらいに集合して、僕が抜けたのは翌朝 8 時。疲れたけど、無事に Lv50 に到達できたし、楽しかった。
そんなわけで、誘ってくれたリーダーには感謝してるんだけど、この人、妙に釣りが偏ってる。甲虫の方が安定しそうなのに、やたらコウモリを釣ってくる。コウモリの一撃にやられて、メンバーが死ぬ死ぬ。
メンバー: コウモリはもういやだ! 甲虫にしてくれ!
リーダー: ムシは嫌いなのよねぇ……。
そんな理由かい!! と、画面の前で爆笑してしまった。
しばらくしてそのリーダーが抜けると、代わりのメンバーとして、1 時間ほど前に抜けた NA 戦士が戻ってきた。
戦士: さっきはリーダーがやたらコウモリ連れてくる人で、もー最悪だったのよ〜。Tuna は知ってるよね。
Tuna: yes, i know...
ていうか、さっきまでいたから全員知ってるよ!
ちなみに、その戦士は釣り上手だったので、あまりのギャップにメンバー大絶賛。一気に雰囲気が明るくなった。この人は朝まで新リーダーとしてがんばってくれたんだけど、プレイヤースキルが全般的に高かった。
……というような話をすると、人によっては「やっぱり NA には "変な人" が多いんだな。中には上手い人もいるけど」という印象をうけるかもしれない。しかし、これはうまくいってる様子なのだ。
英語で話してるのは NA プレイヤーだけじゃない
上記の PT 中、メンバーの一人がローマ字で言った。
その人: watashi wa doitsujin desu.
JP メンバーが "watashi wa nihonjin desu." って返して、俺も /joy したんだけど、その後、そのメンバーが tell で話してくれたことには、
その人: こんな風に親切に接してくれる日本人は初めてだよ。
その人: 日本のプレイヤーは、NA とは PT 組むのに、ボクたちとは全然組んでくれない。
言われてみると、JP プレイヤーは、NA プレイヤーとは確かに組んでいる。摩擦・衝突もあるにしろ。だけど、EU のプレイヤー (というか、非英語圏のプレイヤー) と組むことって、少ないんじゃないだろうか。タブ変換含めて話してくれたとしても、ドイツ語やらフランス語やらが混じってたら、PT 組むのを断ってしまう人は少なくないと思う。だから、返事をしただけで「親切にしてくれた」という印象を与えてしまうんだろう。
とはいっても、俺も含めて多くの JP プレイヤーは、別に EU プレイヤーに偏見があるとかじゃなくて、言葉が通じない PT の苦労を考えているのだと思う。「英語なら学校で習っているから少しはわかるけど、それ以外となると、ちょっと、ねぇ」。
……という事情は確かにその通りなんだけど、その時相手はガッカリしている、ということは、覚えておいてもいいんじゃないか、と、上記の会話をしていて思った。
そうすると、例えば運営側に対して注文つけるにしても、「言語別にサーバをわけろ」じゃなくて、「こういうタブ変換を入れろ」とか、「ボディランゲージ系のコマンドを増やせ」とか、方向性が変えられるんじゃないか。
なんか無駄に長文だな。後で推敲しようっと。